皆さん、こんにちは。
前回はお花の「キッカケ」をお話ししました。
「フラワーデザイナーという仕事がある」事を知った矢先に
新聞に「フラワーデザイナーになりませんか?」
とゆう言葉が踊ります。
さてさて、その後どうなったのでしょうか?
第2回目のスタートです。
●●●●●第1章-2 フラワースクール
「あなたも、フラワーデザイナーになりませんか?」
その掲載主は超有名な○○アカデミー。
昨年秋にスタートしたばかりの新しいフラワーデザイナー養成コースの
生徒募集の広告なのでした。
早速電話で問合せをし、
見学に出向いたのですが‥
先ずは、レッスン風景を見学させて貰いました。
10数名の生徒さん達がカーネーションを手にして
お花を生けていました。
「フラワーアレンジメント」なんて言葉さえ知らない時代のお話です。
「へぇ~、 こんなんするんだ~‥」
大した感想など無かった様に記憶しています。
田舎で生まれ育った私は、この時点まで花屋に入った事も無ければ
お花を買った事もありません。
(お花ってゆうものは、道端に生えているか、庭か学校の花壇にあるもので、
買うものという認識は全くありませんでした)
レッスンの見学後、受講についての説明を受けたのですが、
その受講料の高さに、ビックリしてしまいました。
今迄、いくつかの習い事をしてきましたが、
こんなに高いなんて!
桁が違いました。
入会金2万円、受講料が一括で28万円。
更にテキスト代、資材代、花代別途という事で、
ちょっとした「カルチャーショック」でした。
「ガビ~ン」とショックを受け
トボトボと家路をたどり、帰ってから
主人にその事を告げました。
「メチャクチャ高くって~。30万も最初にいるんだよ~」 って。
そしたら、なんて言ったと思います???
「いっこも高ないやん。(少しも高く無い)
おまえ、自分で払うんやろ。」
って、軽く言うんですよ~。
でも、
そう言われて、じっくり考えると
「1ヶ月半の給料で1年習う事が出来る!」
(この頃の私のお給料は月20万円程度でした。)
勿論、花材費や資材費は別途かかってしまいますが、
その時、私はそう考えてしまったのです。
即座に、入学モードに入ってしまった私でした。
「フラワーデザイナーになりませんか?」
の他に、キャッチコピーにこんな言葉が使われていました。
「1年後の貴方は、同じ貴方ですか?」 と-
「うううん、1年後の私は、今とは違う私!!!」
その時、強く強く、そう思ったのです。
<つづく>
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入学を決意した私は
スクールに通いだし、やがて受験を迎える事になります。
見事、合格となるのでしょうか?
そこには、ビックリする結果が待っているのでした。。。
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