波瀾万丈宮川の My Flower Story 第3章-41

 第3章 花屋修業時代苦悩編 

     41回  [グッド タイミング?]

店が閉まる事が分かってから、

最初のお休みの日に、私はお出かけしました。

どこへ行ったと思います???

 

いつもいつも、そんな風に聞くなって?

さっさと、話しを進めろ~!! って?

へへへ‥

ではでは、お話し進めますね。

 

アシスタントをしていたスクールの、
1級を習っていた先生の所に行ったんです。

アシスタントは土曜日やっていたのですが、
流石に土日はお店が休めなくて、

水曜日にもらったお休みを使って、S先生の所に行ったのでした。

 

「先生、こんにちは。お久しぶりです。」
って、教室に入っていって、先生の手の空くのを待ちました。

 

そして、
「先生、店がつぶれる事になっちゃったんです。
どこか、いいとこ(働き先)ないですか?」

って、聞いたんです。

そしたら、

「今、人を探してたところなんだ」  って。。。

何て、いいタイミングなんでしょう~!!!

 

 

話しを聞くと、

先生のお知り合いのお店の、従業員さんが

結婚の為に辞められるので、代わりを探しているらしい。

 

でも、普通のフラワーショップじゃなくて、
葬儀のお花を扱っているお店なのでした。

 

先生からはこう言われました。

「手があれるから、次の人が見つかるまでの
2~3ヶ月でいいから、ちょっと行ってくれないか?
給料もいいし‥」

 

2~3ヶ月でも働ける所があれば、
次を探す時間も取れるし、

違う形態の「葬儀の花」の勉強も出来るし、
「葬儀の花」をずっ~とやっていくのはちょっと嫌だけれど
2~3ヶ月なら丁度いいし、一石三鳥なのでした。

 

「はい、宜しくお願いします。
店は今月いっぱいで終わる予定ですので‥」

 

とお答えし、面接に行く事が決まったのでした。

     <つづく>

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次の当てが出来て、取敢えず「ホッ」としました。

そして、葬儀のお花屋さんの方とも「面接日」を決める為に
お電話したのですが、とってもいい感じの方で、
今のお店の辛かった期間より、ずっと楽しく働けるかも‥
って、思ったのでした。

お店がちょっと不便な場所って事だけが、気がかりではあったのですが‥
まぁ、2~3ヶ月なら、
そんな事も大した問題では無いように思ったのでした。

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