波瀾万丈宮川の My Flower Story 第7章-92

 第7章 フラワースクール迷走期 

     92回  [信用金庫]

その信用金庫は、高槻店から歩いて1~2分の場所にありました。

 

店舗も綺麗だし、お部屋も広くって
その点は快適でした。

お部屋代も「不要」でしたし。

 

 

でもね~、

最初から、なんだか「嫌な感じ」だったのです。

 

「店長」さんからは、快諾してもらってはいたようなのですが、
他の社員さんには「うとまれて」いたみたいでした。

 

信用金庫に移ったばかりの時は、
まだ私は車をもっていませんでした。

 

だから、花屋の社長が花を運んでくれていました。

 

レッスン開始30分前くらいには
花を持って、お部屋に入ります。

インターホンを押し、裏口から入れてもらうのです。

 

その事も社員さんにすれば、「うっとうしい」ですよね~。。

レッスン開始前には、生徒さん達も信用金庫に集まってきます。

 

生徒さん達は、一般のお客さんと同じ入り口から入ってくるのですが、
レッスンを行うお部屋は2階で、社員さんのお仕事している中を通って来ないといけなかったのです。

 

 

最初は、個別に通して貰っていたようなのですが、
5回目くらいになると、
まとまって入ってくれという事で、

 

全員が揃うまで、1回ロビーで待っていてもらって
揃ってから、通して貰う事になりました。

 

これは、「当然」と言えば、当然でしょうね~。

 

入り方に気が利かなかった、こちらも悪かったですね。

 

でもね、どうも生徒さんに対する社員さんの言動が
「よろしくなかった様でした。」

 

「そこに居られると、邪魔だから、こっちでかたまっといてくれ」
って、言われたりしたみたいで‥

生徒さん自体も入りづらくなって来たのでした。

 

 

1度、この信用金庫の支店長さんにお会いした事がありました。

「お部屋を使わせて頂いて、有難うございます。」

とご挨拶すると、とっても「素適な笑顔」で
言葉を掛けて頂きました。

 

他の社員さんには、あんな風な暖かい出迎え方をしてもらった事が
タダの1度もありませんでしたね~。。。

 

「支店長さんは、いい人なのにな~。。。」
心の中で、そう思いました。

 

 

段々、居づらくなって

「どこか違う場所にお部屋を借りたい」と思うようになりました。

     <つづく>

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私が社員さんの立場だったら、どうだったか‥?

と考えると、

「う~ん‥」 どうだったんだろう???

 

確かに、うっとうしいですよね。

神戸でフラワースクールをやっていた友人も
「証券会社」のお部屋を無料で借りてました。

「環境」が多分違ったんだと思います。

 

仕事している場所を通って来なくちゃいけないのは、
やっぱり良くないですよね。

ここで働く人にも、そしてここにやってくる生徒さんにも
「ストレスを与えてしまっている。」

そう思って、場所を変える事を決意しました。

 

すると、

「探せば、あるものですね~。。。」

又々、場所替え になったのでした。

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