●●● 第7章 フラワースクール迷走期
112回 [資材屋&花屋巡り]
ドイツでは、様々なタイプの資材屋と花屋巡りもさせてもらいました。
最初に伺った資材屋さんは、
グリュンベルグを卒業されて、ご夫婦で経営されているお店でした。
流石に、デザイナーの運営する資材屋は一味違いました。
一番感心したのは、色ごとにお部屋(コーナー)が分かれていた事ですね~。。。
沢山の素材が置かれていましたが、
オレンジ系・赤系・ブルー系 … と区分けされていました。
そして、壁・床・テーブルのあちこちに
ステキなアレンジや壁掛けが配置されていました。
それは、商品というよりも、「作品」でしたね~。。。
その数も、かなり豊富に展示されていました。
一番下の地下には、クリスマス資材がた~くさん売られていました。
そのどれもが、とってもステキな品ばかり。
また、1袋の量の多さにもビックリ。
デザイナーズワイヤーなんて、日本だったら ほんの少量なのに
ここでは10倍の量が入ってる感じだったし、
箱入りモス(こけ)の安価な事。
美しいコードリボンも沢山あって、輸送費がかかるにもかかわらず、
船便で送って貰う事にしたのでした。
次に連れて行ってもらった、資材屋さんはその広さに驚きました。
1階と2階までしかありませんでしたが、
敷地面積と品揃えの多さはビックリでしたね~。。。
ショッピングカートが大活躍の資材屋さんでした。
お花屋さんでは、普通では入らせてもらえないバックヤードまで見せてもらい、
アレンジや花束の制作現場も拝見する事が出来ました。
ドイツのお花屋さんは、それぞれにカラーがあり、
日本の様に画一的ではない感じ。
店内の花のディスプレー(配置)も、それぞれ違います。
「へぇ~変わってる~」 って、思ったのが、
アレンジや花束を 無造作(さりげなく)に、店内のあちこちに置いてあるお店。
テーブルの上・足元の床・壁面 …
かためてあるんじゃなくて、あちらに1つ。こちらに2つ。
みたいに、ちょっとパラパラ とした感じ。
気をつけないと、間違って 「蹴飛ばしちゃう」 かも…
でも、やっぱり 「お洒落」 なんですよね~。。。
あなたのおうち(ショップ)にも、こんな感じで如何? って、「提案」してくれている様で。
お店全体が、トータルコーディネイトされていて、
テーブル・絵画・インテリア が、マッチしていて とても 「居心地」がいい。
「お洒落なお店」 「可愛いお店」 「ハイソなお店」 「モダンなお店」
それぞれの 「特色」をもって、その街に 「存在」 しているのです。
花束もアレンジも、「質の高い」ものばかりでしたね。
流石に、「マイスター制度」が整っていて、資格がなければ働く事が出来ない国は 違いますね~。。。
<つづく>
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安売りのショップでは、やはり日本に近いものもありましたが、
かなりの頻度で、
「グレードが高く」 「細かい仕事振り(花束のステムもナイフでカット)」がありました。
ピックなどの小物も、日本では、単純に鉢物などにさしてあるだけ、ですが
小物類も上手にデザインに取り込んで、アレンジされていました。
可愛くって、思わず買いたくなったほど でした。
花なんて、自分用に買った事もない 私が ですよ。。。
ドイツのお花屋さんのは、「デザイン」されているんですよね~
日本では、「思わず欲しくなる」 花束やアレンジをおいてあるショップ って、
あまりお目にかかった事がありません。
ん~、記憶にないですね~。。。
「あそこのshopはお洒落だよ!!」
そんなお勧めのお店があったら、是非紹介して下さいね。
機会があれば、覗いてみたいと 思います★
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