●●● 第6章 フラワースクール創成期
90回 [Uターン]
高槻教室で、3名の生徒さんがNFDコースを受講されていましたが、
半分のレッスンを消化する頃
カナザワさんが、お家の事情で、レッスンを続ける事が出来なくなりました。
ですが、カワグチさんとクリヤマさんは頑張って
無事3級の試験に合格されました。
私自身の教室から、初めてNFD試験を受け、合格してくれたのが
この「カワグチさんとクリヤマさんになりました。」
1996年秋の事です。
クリヤマさんは、ブライダルのお仕事をされていて、
その為に、「お花の資格」が欲しかったのでした。
無事に合格し、「目的も達成」され、卒業していかれました。
1人残ったカワグチさんは、カルチャーコースにUターンとなりました。
そのまま引き続き2級にあがりたい と言われれば、
そうしたかもしれませんが、
「もう、カーネーションの2級試験は大変だ!!」と思われたみたいで、
「楽しいカルチャーに戻りたい」 との希望でしたね。
<つづく>
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最初からNFD資格コースに入会してくる人より、
カルチャーからNFDに移る人が多い遊華です。
よそはどうなんでしょうか?
私の友人の教室では、
はっきりと2手に分かれるそうです。
「資格系の人」と「趣味系の人」って感じに。
趣味で入った人が、資格に進む事はまず無いらしい。
遊華では、趣味から資格に進む人が大多数で、
そんな人達が資格コースの8割を占めています。
残り2割が、直接資格コースの人達ですね。
でも、
3級を取得後、2級に進まずに「Uターンする人達」は、少なくない現状です。
3級で止めるんだったら、最初からしなかったらいいのに‥
って、思うんだけれど。。。
但し、「折角、お花を習ったから、3級くらい取っておきたい。」って気持ちは理解出来ますよ。
何か、「やった証(あかし)が欲しい」 ってのは、分かるかな。
「どうせするなら」 って、感じね。
◆宮川的思考 私は、結構「資格大好き人間」です。 なぜか というとですね~ 「どの段階まで、いったかがハッキリするからです。」
ただ、習っているだけでは、自分の腕が「どのくらい」になったか
でも、資格だと、
3級が出来る様になったから、2級へ。 その判断を試験の主催者側がしてくれるのですから、
それに、試験だから趣味で習うよりも「更に一生懸命に学んだり、練習したり出来るのです。」
人間は自分に甘いですからね~。。。 「試験という枷(かせ)を自分に与えるわけですね。」
それに、資格は持ってないより、持ってた方がいいし、
今、こんなコマーシャル流れてるの知ってます? 「友達は時々裏切るが」、「資格は裏切らない。」
「一生独身でいようね。」そんな風に誓った友達が「結婚」していく。 「ずっと、一緒にいようね。」そうささやき合った彼が「別れ」を切り出す。 「あんなに尻尾を振って、」迎えてくれた可愛いペットにそっぽを向かれる。 そんな時でも、「資格さえ持っていれば生きていける」
ちょっと、笑いながら、でも「真実」だな~。。。
私自身、資格があったから 「店長で迎えられたし」 資格があったから 「スクールも開く事が出来ました。」 「蒔(ま)かない種は、生えません。」 「蒔ける時に、せっせと蒔いておきましょう。」
そうすれば、 貴女の 「よりどころ」 になってくれるかもしれませんよ。
もし、貴女が今 「幸せな主婦」であったとしても、「自立する力」を持っていて 「損な事は決してありませんから」。 |
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