〔花嫁のコメント〕

２０１０年１１月２１日、太閤園にて結婚式を挙げました。
白無垢、綿帽子を着て　三々九度でお酒を頂くという純和風の結婚式に小さい頃から憧れていました。

披露宴の入場の際には白とピンクのプリザーブドの薔薇がアレンジされた金色の扇を持ちました。
この扇は、結婚式の１ヶ月前におばと宮川先生の教室にお伺いし、先生に手取り足取りご指導頂きましたお陰で不器用な私でも作成でき、素敵な仕上がりに大満足でした。

プリザーブドの薔薇を金色の扇につけていくうちに、 扇がどんどん華やかになり、扇もオメカシをして一緒にお嫁にいくような、なんだかそんな気持ちになりました。
作成中は、この扇を持ち、披露宴会場に入場する様子を 想像しながら少し緊張したりニヤニヤしたり。。。

当日、この扇のブーケを見た介添えさんや　メイク担当の方たちの「こんなおしゃれなブーケはじめて見たわ！」という声が嬉しかったです。

お色直しで祖母が一緒に選んでくれた「しぼり」の内掛けを着ました。
黒色にオレンジ色の花が散りばめられた鮮やかで斬新な内掛けだったのですが この打ち掛けにピッタリなブーケをおばが作成してくれました。

おばは結婚が決まったときから 「結婚式のときのブーケ作るからね♪」と声を掛けてくれていて、こんなのがいい？あんなのはどお？？と気に掛けてくれてとても嬉しかったです。

おばに作ってもらったブーケは鞠の上に着物の色に合わせた黒とオレンジの大きな薔薇のプリザーブドが乗っていて、大人っぽくてとても素敵なブーケでした。

髪の毛にも同じオレンジの薔薇をたくさんつけてお色直しの再入場。
白無垢のときとは正反対の鮮やかさにインパクトがあってすごくよかったよ！と 出席してくれた友達が言ってくれました。

おばのブーケのお陰で一段と内掛けも華やかさを増したように思います。

宮川先生の 「東北の方では、お嫁に行くときに鞠を持っていく風習がある。
丸い鞠には　家内安全とか、何ごとも丸くおさまるように・・・。とかそういった意味がこめられているみたい」という言葉が印象的でした。

私も鞠を持って幸せになりたいと思います。
宮川先生、まみ姉ちゃん、 本当にありがとうございました。

「これから、２人で幸せになります。」